普段お茶を入れるときに何気なく使っている急須。
その語源を知ってる人は殆どいないのではないでしょうか。
元々はお茶とは無関係
「急」と「須」のどちらもお茶に関係することばではないですよね。
「急」は文字通り「急ぐ」という意味で、「須」は元々「用いる」という言葉から来た文字です。
それが示す通り本来はお茶を入れる道具の呼び方でも、お茶に関係する言葉でもありませんでした。
なら急須って言葉はどこからきたの?
ここでお酒が出てきます。
古来中国でお酒を温める際に使われていた小鍋が急須と呼ばれていました。
その理由は”(お酒を)急いで温めるために用いるもの”として使われていたから、そこから急須と呼ばれるようになったいうわけです。