クリアと言う概念のないゲーム
「Meadow」はSteam経由で300円で購入できるWindows・Mac OS X・SteamOS+Linuxに対応した多分クリアという概念の存在しない、そもそもプレイ内容にゲーム性がほぼないのが特徴の人によっては？？？となってしまうゲームです。
キヘボンがプレイしていて、このゲームの一番の特徴は平和につきると感じました。何かを倒したり、誰かと競ったり、戦ったりといった事が一切ありません。ただひたすら世界の中を駆け回って、木の実を食べたり、花を摘んだり、時には他の動物と群れになって走り回るだけのゲームです。
動物同士のコミュニケーションは、あらかじめ用意されているスタンプやスキン、モーション、鳴き声のみ。文字チャットもボイスチャットはなく、中の人同士の煩わしいアレコレは一切ありません。
操作方法
プレイ画面
プレイ画面はこんな感じ。
画面左手に意思疎通用のスタンプとモーションボタンが並んでいて、これでコミュニケーションを取ります。言葉のやり取りがないので意思疎通がうまく出来てるのか常に不安ですが、逆に言葉の壁で困ると言うことが一切ないのがメリットです。因みに左下の５つはショートカットキーで1〜5に任意のスタンプを設定できます。
右下のボタンはスキンの変更なんかが出来ます。設定等のメニューを出すのはEscキーです。
キーボード設定
キーボード操作の場合はデフォルトのままでも十分プレイできます。コントローラーで操作したい場合は個別に設定を練る事になりますが、画面左のアイコンが選択しづらい事を除けばコントローラーのが操作は楽です。
遊び方
こうやって遊ぶんだ！という決まりはありませんが、そこそこプレイして何となくこんな事して遊んでますよってのを紹介します。
唯一のゲーム性「エッセンス集め」
このゲームはこれをしたらクリアと言う要素はありませんが、エッセンスという概念が存在します。これは、世界の中でアイテム的なモノを取得（食べたり、触れたり）すると加算される仕組みのポイントのようなもので、たくさん取得すれば新しい動物やスキン、モーションが解放されていきます。
具体的なエッセンスの集め方は「落ちている木の実を食べる」「花やキノコを採取する」「宝石のような何かを取得する」などすれば増えていきます。一部の石柱に封印されている宝石は2匹以上で協力する必要がありますが、それ以外は世界を走り回っていれば一匹でもコツコツと集めれるので、真のボッチでも集められるので安心してください。
見知らぬ誰かと群れになって協力プレイ
回っていると、黒い石柱をちょくちょく見かけます。この石柱の封印を解いて宝石を集めつつ、フィールド上のアイテムを拾っていくのがエッセンスを集めれすので、群れに混じって行動するのも一つのスタイルです。
石柱の封印を解く方法は「石柱付近で鳴く」だけです。ダイヤマーク（◇）の数と同じだけの動物で鳴く必要があるのと、生き物の図柄がある場合は図柄に対応した動物がいないと封印は解けないので注意してください。
最初は1匹だったのが、次第に増えて10匹以上の大所帯に！って事もよくあって、たくさんの動物で移動しては石柱の封印を解いてるときは謎の一体感を感じられます。
いつの間にかまた一人になっていたって事もしょっちゅうで、それはそれで「あ～、気ままな動物らしいわ～」っと納得です。
ひたすら世界の果てまで走る
Meadowの世界には世界の果てが存在します。なので、世界の果てまで走って行って木に戻るを繰り返すだけでも楽しかったりします。石柱巡りやエッセンス集めをしていると、つい癖で知ってるルートをループしてしまいがちなので、目的もなくただひたすらに木とは反対の方向に走り続けることで知らなかった洞窟や山なんかの新たな発見があるので、それはそれで楽しいのです。
ただ、そうやって走ってると、目的があるのかと思った他の動物が集まってきて、いつの間にか群れになってると言うこともあって居た堪れない気持ちになったりって副作用もあったりします。
どろんこ遊びや、胞子飛ばし
フィールドには、泥や枯れ葉、胞子の飛ぶキノコなどがあります。そこでただ無心に泥にまみれたり周りの動物に泥を押し付けたり、枯れ葉を踏んで音を楽しんだり、胞子をただただ飛ばしてみたりして遊べます。それに意味があるかって？…全くありませんよ！
さいごに
ゲーム性の無いような不思議なゲーム「Meadow」
誰かと争ったり競ったりするゲームや人生に疲れた、そんな時に、あなたも動物になってみませんか？
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